『科学技術と環境』 内容紹介文
今日私たちは、科学技術の急速な発展により、はかり知れないほどの恩恵を受けているが、同時に、科学の成果が地球全体に及ぼす影響にも注目する必要にせまられている。この課題に取り組むためには、さまざまな分野の人びとの協力が欠かせない。本書は、人文科学・社会科学・自然科学の幅広い視点から、科学技術と環境にかかわる諸問題のうち、多くの人びとが関心を寄せている37のテーマをとりあげて考察したものである。
全体は、《自然と人間のかかわり》、《科学技術の発展―その光と影》、《地球規模で考える》の三つのパートから成り、それぞれ一話完結のテーマ群で構成されている。各テーマは、キーワードを介して有機的に関連づけ、考察が深められるよう工夫している。
私たち一人ひとりが個と社会の結びつきについて見つめ直すとともに、“地球市民”の一員として“地球規模で考え、身近なところから行動を”(Think Globally Act Locally)を実践するための案内書である。
[主要目次]
第1部 
1、環境に対する人間の態度 
2、東洋人の自然観 
3、環境と文学 
4、映画「怒りのぶどう」を読む 
5、自然災害とは何か 
6、大震災と社会 
7、生物界と人間 
8、気候変動と人類 
9、イギリス