『LISP 〔原書第3版〕 2巻』 内容紹介文
本書は,人工知能分野で最も多く使われているプログラミング言語LISPの入門から応用プログラムまでを解説したものである。全体は,3部から構成されている。
第Ⅰ部はLISPの基本と重要なプログラミングの概念の紹介である。記号処理の基本的な考え方を理解し,簡単ではあるが興味深い問題に,LISPをどのように使えばよいか,また,よいプログラミングの方法,基本的なデバッグの手法について解説する。
第Ⅱ部ではもう少し進んだ,LISPのより強力な特長を紹介し,第Ⅲ部の応用プログラムを理解できるようにする。さらに,インタプリタやコンパイラの作り方も解説する。
第Ⅲ部は完全なプログラムの例を通して,LISPが実際にどのように使われているかを示し,人工知能や関連する分野の重要な考え方を明らかにする。本書では最も普及しているLISPの一つであるCommon LISPを採用している。(原書:P.H.Winston, B.K.R.Horn, LISP, 3rd ed.)
〔主要目次〕
第Ⅲ部
19.探索を含む例
20.シミュレーションを含む例題
21.クラスとメソッドを用いた積木の世界
22.ゴールに関する質問への回答
23.制約伝播
24.記号のパターンマッチング
25.ストリームと遅延評価
26.ルールベース型エキスパートシステムと前向き連鎖
27.後向き連鎖とPROLOG
28.遷移木と解釈
29.遷移木とコンパイル
30.手続きを書くプログラムとデータベース・インタフェース
31.画像の中からパターンを見つける 32.記法の変換,行列の処理,根の計算