『曲面の数学』 内容紹介文
曲面を素材として,現代数学の中で最も興味深い幾何学的側面を端的に説いた,きわめてユニークな数学書である。
すなわち,多種多様な曲面図形を豊富に配して,それらの幾何学的関係と表現を単純明快に説いたもので,論理よりは直観,細部よりは全体に重点をおき,初心者でも現代数学の特質がスムーズに理解できる点に最大の特色をもっている。
記述は高校数学を終了した程度のところから出発しており,数学を専攻しようとする学生や数学に関心の深い人々の,刺激と興趣に満ちた参考書である。
本書の性格上豊富に挿入した曲面図形は,微妙な曲面がみごとに再現され,正確かつ具体的な理解をたすける。
この面でも従来の数学書の固苦しい殼を打ち破った書といえる。
〔主要目次〕
1.序論
2.微分式論から
3.曲面の微分幾何から
4.射影平面
5.一般な曲面
6.位相幾何学から
7.複素数の関数
8.曲面上の関数など 
付録